水谷不動産の歴史
みなさまに託されて、68年経ちました。
創業1950年、昭和25年から
水谷不動産の歴史は始まります。
皆様の大切な資産を託され約70年
これからも安心して託される
不動産会社としてあり続けます。
【1950年】水谷不動産開業
水谷不動産は1950年に開業しました。
事務所の場所は今と変わらず太閤通り沿いです。
現在の水谷不動産の建物は、この頃と同じです。
リフォーム等を行い、姿は一部変わりましたが築年数は約100年になります。
【1950~1962年】一代目社長 水谷忠二
一代目代表の水谷忠二は、商売上手な方でした。
「お金は道端にたくさん落ちているそれを拾えなきゃいけない」といって周りを笑わかせるのが口癖で、世の中の流れにあった商売をどんどん行っていたそうです。
不動産屋をやる前は戦時中だったこともあり刀を売って回り、そのあとは物資に周囲が困っていることから古着屋もしばらく行ったそうです。
その後不動産屋を開業し同じ事務所内で、当時はまだ馴染みの無いかき氷を売っていた時期もあります。(かき氷屋は行列が出来るほどの大人気でした。)
かき氷を売る狙いは、当時今以上に怖いイメージだった不動産屋に『気軽に足を運んでほしい』という点にあったそうです。
写真ではダンディーな強面ですが、とても誠実で真面目な方で、
当社の社訓『今日も又開店日の気持ちで』をはじめ
『納得のいく、公正で適正価格での取引』等
現在でも当社で大切にしている基礎を作り上げました。
【1967~2012年】二代目社長 水谷忠夫
二代目代表(現会長)の水谷忠夫は「とても頭の良い人」と、お客様から好評でした。趣味は読書ということもあり、若い頃から現在に至るまで、勉強をして新たな知識を得ることが好きでした。そのため、お客様から問われた質問は、不動産の分野から逸脱する事でも自ら調べ、お客様への回答をしっかりすることが特に人気の理由だそうです。
また、曲がったことは大嫌いで、地主様が言ったことであっても間違っていることははっきりと指摘し、正しく公平に話をすることがお客様の信頼を集めた理由にあります。
二代目は60歳頃から8年間不動産の支部長(中村区)を務めており、お客様だけでなく他の不動産屋からも頼られる存在でした。
今でこそ、大手の不動産屋が中心となり無作為に地主様へDMを送るような営業が主流ですが、二代目はとても義理堅く「他の不動産屋の邪魔はしてはならない」とそれぞれの不動産屋の縄張りをしっかりと守り仕事をしていたと、古くからお付き合いのある不動産会社は二代目を評しています。
ちょっと小話―水谷不動産の「たぁーちゃん」「あーちゃん」
二代目は兄弟で仲良く仕事をしており、
お客様からは「たぁーちゃん」「あーちゃん」の愛称で親しまれていました。
「たぁーちゃん」は先述した通り、曲がったことは大嫌いとても勤勉で真面目な方で、対して「あーちゃん」は優しく穏やかで人あたりのよい方でした。あーちゃんがいつも上手くかわすので、たぁーちゃんはいつも苦情やトラブルの処理に当たっていたそうです。性格が違う2人だったからこそうまく役割分担をして水谷不動産を切り盛りしていました。
何より2人は「イケメン不動産兄弟」として近所では有名で
親族のお見舞いに行くと、若い看護婦さんが
「きゃー!水谷さんとこの兄弟が来たわよー!」と、
集まってきて大変だったようです。(二代目妻の信子談)
【2012年~現在】
三代目で現代表は水谷忠司です。
(残念ながら、代々のイケメンの血は受け継がれませんでした。)
三代目は「物腰が柔らかく、お喋りが楽しい」と親しんで頂いております。
お客様との世間話が大好きで、つい話過ぎてしまう癖があります。
お話好きが功を奏して、お客様からは可愛がっていただいております。
例えば、10年以上前に「僕は冬瓜が好きでね~。」とお客様に話していたら、
今でも多くのお客様から、毎年たくさんの冬瓜を頂いており、
良い意味でお客様から気にして頂いています。
これからも、お客様とのコミュニケーションを大切に
先代に恥の無い営業を続けて参ります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。